地域通貨により地域経済を活性させる方法とは?

地域通貨により地域経済を活性させる方法とは?

「東京一極集中」、「過疎化」、「地方経済の衰退」、今の日本は、全国的に人口減・少子高齢化の状況であり、さらに地方にとってこの状況は本格的に対応しない課題となっています。Uターン就職を促すなど、地方行政も人を集める努力をしているようですが、中々上手くいっていないのが現実でしょう。

 

そこで今回は、地方経済を活性化させる手段として「地域通貨」の利用について解説します。全く新しい視点かもしれませんが、地方経済活性化のために大きな効果がある方法と言えます。

 

 

法定通貨では支払えない価値あるコトに対して支払えるのが地域通貨

法定通貨では評価されていない仕事にスポットを当てることが、結果的に地域活性化の活用につながってきます。「評価されない仕事とは何か?」という点を解説していきます。

 

評価されていない仕事とは、「シャドーワーク」や「アンペイドワーク」と言われ、代表的な仕事としては家事全般が挙げられます。例えば、小さい子供が1人いる3人家族で、夫は会社員で妻は専業主婦だとします。その際、家事全般は妻が行うことが多く、当然ながら報酬は発生しません。

 

しかし、考えてみると朝早く起きてお弁当をつくり、炊事・洗濯・掃除をこなし、夕食後は洗い物をしたり子供を寝かしつけたりします。会社員であれば仕事をして結果を出せば同僚や上司から評価され、給料がもらえます。さらに、出世やボーナスといった目に見えるかたちで示されます。

 

一方、家事の場合には報酬はなく、夫からのお礼の言葉はあるかもしれませんが、残念ながら「専業主婦が家事全般をするのは当たり前」と思っている人も少なくないでしょう。

家事全般のほかには、会社の飲み会を若手社員が幹事をするときの出し物や店決めなどもシャドーワーク・アンペイドワークといえるでしょう。また、地域で行うボランティアなどもこれに該当します。

 

こうした価値あるコトに対して、法定通貨では支払えない、もしくは支払いづらいけど、代わりに地域通貨で支払うことで、支払うシーンも増えて、通貨が循環していくといった仕組みになります。

 

 

地域通貨の特徴

地域通貨とは、地域独自につくった通貨のことであり、原則その地域でしか使えないことが多いです。例えば、沖縄の琉球コインは沖縄県内でしか利用できませんし、アトムコインと呼ばれる地域通貨も地域が限定されています。

 

では、なぜ地域独自に通貨をつくるのかというと、以下のメリットがあるからです。

  • 地域コミュニティが活性化する
  • 地域にお金が落ち、循環していく

 

地域コミュニティが活性化する

例えば、以下のようなアンペイドワークに地域通貨が支払われるとします。

  • 近所の方からのおすそ分けへのお礼
  • 家の付近を掃除してくれた近所の方へのお礼
  • 行政が主催したボランティア活動

アンペイドワークに地域通貨が支払われれば、当然ながら受け取った方は嬉しいものです。近所の方に渡せば、普段挨拶程度しか関わりがなかった人同士でも、地域通貨の取引を通じて繋がりができることで、地域コミュニティが活性化します。

 

地域にお金が落ち、循環していく

先ほどお伝えしたように、原則、地域通貨はその地域内でしか利用できないため、その地域内で取引が行われ、循環していきます。

例えば、アトム通貨などは商店街を含むたくさんの店やボランティアなどの活動に対し、支払いができるようになっています。そのため地域の人々は、アトム通貨を利用して食事をしたり、モノを買ったりすることができるのです。もちろん、その地域通貨を使って今後は自分がお礼言う側に立てば、どんどん通貨は回っていきます。それによって、地域の経済活性化につながるというわけです。

 

これは地域通貨だからこそできることでしょう。法定通貨を渡すのと地域通貨を渡すのとでは、受け取る側の感覚が違います。もっというと、アンペイドワークに毎回法定通貨を渡すのは、経済的に難しいのではないでしょうか。また、行政が法定通貨を出せるのであれば、それはもはや行政が主催するアルバイトになるでしょう。

 

 

PEACE COINで地域を活性化させる

さて、そんな地域通貨の中で、PEACE COINは通貨を循環させる、つまり、地域経済を活性化させるのに適した通貨といえます。

 

PEACE COINとは?

PEACE COINとは、まさにアンペイドワークなど「目に見えない仕事」を評価するために誕生した暗号通貨です。ビットコインなどと同じようにブロックチェーンによって管理しているので、複製や不正は実質不可能と言えるでしょう。

 

PEACE COINの特徴

では、なぜPEACE COINが経済を活性化するのに適しているかというと、以下のような特徴があるからです。

  • 送金時にメッセージを付けられる
  • 使えば使うほど増えていく

 

例えば、行政主催のボランティアでPEACE COINをボランティアの人に渡すとき、送金時にメッセージをつけることができます。一言お礼でも良いですし、このボランティアによりどんな成果があるのかを伝えても良いでしょう。「支払い」という行為は本来、ただ単にお金を渡すというよりは、PEACE COINのように一言添えてお礼を述べながら通貨を渡すことが、本質的な意味を持っているのではないでしょうか。

 

また、PEACE COINは、使えば使うほど増えていく(まるでポイントが付くような)仕組みと、使わなければ減量していく仕組みを合わせもっています。つまり、PEACE COINは貯め込むと減ってしまうので、自然とどんどん使うように促せます。その結果、PEACE COINは循環していきます。

 

PEACE COINで経済をまわす

具体的にPEACE COINで地域経済をまわすとは・・・

  • 目に見えない価値を見える化する
  • 地域でお金をつかうようになる
  • 地域のファンが増える

 

例えば、地域の観光名所が繁忙期で人手が足りなくなるとした場合、その名所付近の店舗が、アルバイト費用を出し、広告費をかけて人員を集めることは大変です。その際、地域行政の協力でボランティアを募集し、参加してくださった方に、PEACE COINを報酬として渡すこともできます。

 

そうすれば人も集まりやすい上、PEACE COINを手にした人は、その地域で積極的にPEACE COINを使うようになるでしょう。また、別の地方からボランティアに来る人がいたとしたら、その地域のファンになってくれるかもしれません。

 

このように、行政が主導でPEACE COINを利用して人を集めれば、その地域で経済循環がおきる上、地域のファンが増えるという効果もあるでしょう。こうして経済循環も進めば、仕事も増え、人口減少を止めることにもつながるので、地方にとっては良いこと尽くしかと思います。

 

地域通貨などのコミュニティ通貨設計ならPEACE COIN(ピースコイン)

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